技術部OB会開催

  10月18日、東京本社2階レストラン「アラスカ」で、2年ぶりとなる東京本社管内技術部OB会が和やかに開催された。今回は23名のOBと19名の現役社員が参加し、総勢42名が旧交を温めた。大阪や静岡県からの参加者もいて、交流の場として、その大切さを改めて感じるひとときとなった。

 組織改変によって、技術部の業務は現在、製作本部や朝日プリンテック生産管理部、工場の製作部などに引き継がれている。改変後の今も、このOB会はOBと現役が顔を合わせる貴重な場となっている。

 参加者の構成の変化が話題になった。高齢化による出席者の減少が懸念される一方、65歳定年を迎えた若手OBが新たに加わる構図だ。特に、今回は8名がOBとして初参加し、会にフレッシュな活気が加わった。

 現役の製作本部長補佐と朝日プリンテック生産担当からは、依然として厳しい朝日新聞社の経営環境について詳細に説明。特に、OBにとってゆかりの深い工場系の最近の変化についても具体的な情報が共有できた。これを受け、OBから現役社員にエールが贈られる一幕もあった。

 10年ほど前から、現役社員が幹事を担ってくれており、本社2階「アラスカ」での開催が続いている。参加者からは「アラスカのカレーの味は変わらない、懐かしい」と、伝統の味に人気が集まった。また、OBの忠平政男さんが水彩鉛筆で描き貯めた絵葉書大の絵画が15名にプレゼントされ、和やかなひとときを演出した。

なお、前回開催以降、8名のOB・先輩がご逝去された。謹んでご冥福をお祈りする。

                 技術部OB会参加の皆さん